🔎 失敗しない仕事選び
初めての日本就職の流れ — 応募から入社まで、何が起きる?
全体像がわかれば、不安は半分になります
📖 8分で読める📅 2026-08-17
「内定はもらえた。でも、ここから入社まで何をすればいいのか、誰も教えてくれない」
ネパール・チトワン出身のスニタさん(23歳)は、日本語学校を卒業する年の冬、ある食品会社から内定をもらいました。うれしかった反面、頭は混乱していました。
「在留資格は変えなきゃいけないの?」「いつから働けるの?」「入社まで何ヶ月かかるの?」——周りに日本で就職した先輩は少なく、SNSで調べても情報はバラバラでした。内定から入社まで、まるで霧の中を歩いているようでした。
スニタさんが一番不安だったのは、「全体の流れが見えない」ことでした。次に何が起きるのか、自分が何をすべきなのかがわからない。だから、ひとつひとつの手続きが、必要以上に怖く感じられました。
でも、流れさえわかれば大丈夫です。日本での就職は、実は決まった順番で進みます。海外から来る場合と、すでに日本にいる場合で少し違いますが、大きな地図は同じです。
スニタさんは流れを理解してから、落ち着いて準備を進められました。3ヶ月後、無事に入社しました。「先が見えると、こんなに楽なんだ」と話してくれました。
これから日本で働くあなたのために、応募から入社までの流れをFAQ形式で整理しました。
日本での就職は、「①応募・面接 → ②内定 → ③在留資格の手続き → ④入社」という流れで進みます。あなたが「海外にいる」か「すでに日本にいる」かで手続きが変わるので、両方を解説します。
❓ よくある質問
A.いいえ、すぐには働けないことが多いです。日本で就労するには、その仕事内容に合った「在留資格」が必要です。すでに就労できる在留資格を持っている人(例: 技術・人文知識・国際業務で、同じ職種に転職する場合)はすぐ働けることもありますが、海外にいる人や、在留資格を変える必要がある人は、入管での手続きが終わってから入社になります。手続きには通常1〜3ヶ月かかります。
A.海外から来る場合は「在留資格認定証明書(COE)」という書類が必要です。流れは、①日本の受け入れ会社が、あなたの代わりに入管へCOEを申請(審査1〜3ヶ月)、②COEが交付されたら、あなたが母国の日本大使館・領事館でビザ(査証)を申請、③ビザが出たら来日、④空港で在留カードを受け取り、入社。会社が主導してくれる部分が多いですが、必要書類(卒業証明書・パスポート等)はあなたが準備します。
A.すでに留学や別の在留資格で日本にいる場合は、COEは不要なことが多く、「在留資格変更許可申請」を入管に出します(例: 留学→技術・人文知識・国際業務)。審査は通常2週間〜1ヶ月程度。許可が下りて新しい在留カードを受け取ってから、入社・就労が可能になります。留学生がアルバイトの延長で勝手にフルタイム就労を始めるのは資格外活動違反になるので、必ず変更許可を待ってください。
A.主に:①パスポート、②証明写真、③卒業証明書・成績証明書(学歴が在留資格の根拠になる場合)、④職務経歴書・履歴書、⑤在留カード(日本にいる場合)。会社からは雇用契約書・労働条件通知書が示されます。サインする前に、給与・勤務時間・社会保険・仕事内容が説明と合っているか必ず確認してください(求人票の読み方の記事も参考にしてください)。
A.はい、いくつかあります。①住民登録(引っ越したら14日以内に市区町村役場へ)、②マイナンバーの会社への提出、③銀行口座の開設(給与振込用)、④健康保険・厚生年金への加入(会社が手続き)、⑤在留資格に関する所属機関の届出(新しい勤務先について14日以内に入管へ)。最初の2週間はやることが多いですが、ひとつずつ進めれば大丈夫です。
Q.手続きが不安です。会社はどこまで手伝ってくれますか?
A.会社や、間に入る登録支援機関・人材会社が、在留資格の申請や入社手続きをサポートしてくれることが多いです。ただし「会社任せ」にせず、自分でも流れを理解しておくことが大切です。手続きの遅れや書類の不備は、あなたの入社時期や在留資格に直接影響します。わからないことは遠慮なく会社の人事担当に質問してください。グロジョブの求人は、在留資格対応や入社サポートの有無を確認できます。
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