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格安SIM・銀行口座・マイナンバー — 来日最初の3つの手続き
来日1ヶ月以内にやること、順番と費用まとめ
📖 7分で読める📅 2026-06-29
「住所がないと口座は作れません」と言われました。
ベトナム・ハノイ出身のフオンさん(25歳)が日本に着いたのは2024年9月の木曜日でした。成田空港からバスで千葉県の社員寮に移動し、翌日から仕事が始まる予定でした。
スマホは手元にあります。でも日本のSIMカードがないのでデータ通信はゼロ。Wi-Fiは寮の共有スペースだけ。会社から「給与は口座振込なので、早めに口座を作ってください」と言われましたが、銀行のATMの操作方法も、必要な書類も、何も分かりませんでした。
月曜日、ゆうちょ銀行の窓口へ行きました。「在留カードと住所確認書類を持ってきてください」と言われました。住所の確認書類として何が使えるか分からず、その日は手ぶらで帰りました。
翌週、マイナンバーの通知が届いていると先輩から教えてもらいました。「これが届いてから動くと楽になるよ」と。
フオンさんが3つの手続きをすべて終えるのに、結局3週間かかりました。「順番を知っていれば、1週間でできた」と後から気づきました。
格安SIM・銀行口座・マイナンバーの3つは、日本での生活基盤をつくる最初のステップです。順番を間違えると時間と手間が2倍になります。以下に正しい順番と具体的な手順をまとめました。
01.【Step 1】住民登録(役所)— 来日後14日以内に必須
住所のある市区町村の役所に「在留カード」を持参し、住民登録を行います。住民票が発行されると、銀行口座とマイナンバー申請の両方で使えます。費用:無料。所要時間:30〜60分。平日9:00〜17:00。日曜窓口がある役所もあります。
02.【Step 2】格安SIMを契約する — IIJmio または LINEMO
IIJmio(月額850円〜、2GBプラン)は外国人でも契約しやすく、eSIM対応で来店不要。LINEMO(月額990円、3GBプラン)はLINEのデータ消費ゼロで家族連絡に便利。必要書類:在留カード・クレジットカード(またはデビットカード)。住民票があるとスムーズです。
03.【Step 3】銀行口座を開設する — 住信SBIネット銀行 または ゆうちょ銀行
住信SBIネット銀行はスマホアプリだけで開設でき、来店不要。PayPayとの連携も簡単です。ゆうちょ銀行は全国どこでも出金でき、郵便局で口座開設できます。必要書類:在留カード・住民票(または公共料金明細)。来日直後は住民票が最も確実な住所証明になります。開設まで1〜2週間かかる場合があります。
04.【Step 4】マイナンバー通知書の受け取りと番号の確認
住民登録後、約1〜2週間以内に「マイナンバー通知カード」または「個人番号通知書」が郵送されます。会社への提出・税の申告・銀行口座の開設(一部)に使います。通知書をなくさないようにスマホで写真を撮って保管しましょう。
05.【Step 5】マイナンバーカード(任意)を申請する
マイナンバーカードは身分証・住所証明・e-Tax(確定申告)に使える万能カードです。スマホから申請でき(マイナポータルアプリ)、受け取りは役所窓口へ。申請から受け取りまで約4〜8週間かかります。費用:無料。確定申告や銀行手続きで役立ちます。
06.【完了後】会社に銀行口座番号とマイナンバーを提出する
会社から「銀行口座の登録」と「マイナンバーの提出」を求められます。マイナンバーは税務上の義務として会社が収集するものです。提出を断ることはできません。個人番号通知書の番号、または通知カードに記載の12桁の数字を伝えてください。
フオンさんはその後、住民登録を最初にしてから銀行・SIMの順に進めたことで、次に来日する後輩に「Step 1の役所だけは絶対に先に行って」と伝えるようになりました。グロジョブでは来日後のサポートについてキャリア担当者に相談できます。