採用スケジュール完全ガイド

「外国人採用、いつ来てもらえる?」
ビザの種類で期間はまったく違う

最短1〜2ヶ月で採用できるケースもあれば、6ヶ月以上かかるケースもあります。 この差を生むのは「どのビザを使うか」です。

📊 ビザ種別 採用期間クイック比較

各行をクリックすると詳細にジャンプします

技術・人文知識・国際業務
大学卒業・専門職向けの就労ビザ
専門職・オフィス系
IT・事務・通訳・翻訳など
2〜4ヶ月
★★ 難易度
留学生
国内の大学・専門学校卒業後に就職するルート
卒業後の在留資格変更
国内在住・卒業済み
1〜2ヶ月
☆☆ 難易度

※国内在住者の採用か海外からの招聘かでも大きく異なります。下の計算ツールで具体的な月を確認できます。

ビザ別 詳細スケジュール

特定技能(3つのルート)
国内/海外/2号移行、状況で選ぶ
最短ルート☆☆ 手続き難易度

1号 国内在住者を採用

目安期間
2〜3ヶ月
今から受け入れ準備を始めると
最短 2026年11月2026年12月
就労開始見込み
📋 採用ステップ
1
求人・面接・内定
2〜3週間
2
雇用契約・支援計画策定
1〜2週間
3
在留資格変更申請(入管庁審査)
1〜2ヶ月
4
就労開始
💡 なぜこの期間?

日本に既に住んでいる留学生・技能実習修了者などが対象。海外からの渡航・在留資格認定証明書の取得が不要なぶん、海外招聘より短く済みます。ただし在留資格変更許可申請の標準処理期間は1〜2ヶ月(出入国在留管理庁の公表値)で、混雑期は2〜3ヶ月以上かかる場合もあります。

⚠️ 注意点
  • 特定技能試験合格または技能実習3号修了が必要(業種による)
  • 登録支援機関との契約が必要(自社支援の場合は条件あり)
🏢 こんな会社向け: 即戦力がほしい・今すぐ人手が必要な会社
海外招聘★★ 手続き難易度

1号 海外から新規招聘

目安期間
3〜6ヶ月
今から受け入れ準備を始めると
最短 2026年12月2027年3月
就労開始見込み
📋 採用ステップ
1
求人・海外での選考
1〜2ヶ月
2
特定技能試験パス確認
(合格済みなら不要)
3
在留資格認定証明書申請(入管庁審査)
1〜3ヶ月
4
ビザ申請・渡航手続き
2〜4週間
5
入国・就労開始
💡 なぜこの期間?

在留資格認定証明書の交付申請(入管庁)が中核で、標準処理期間は1〜3ヶ月(出入国在留管理庁の公表値)です。申請が集中する時期(3〜4月、10月前後)はさらに延びることがあります。

⚠️ 注意点
  • 試験未合格者は試験日程の待機が発生(+1〜3ヶ月)
  • 送出国によっては現地での手続きに時間がかかる
  • 現在19分野が対象
🏢 こんな会社向け: 製造・飲食・介護など19分野で海外から採用したい会社
長期定着★★ 手続き難易度

2号 1号からの移行・長期定着

目安期間
2〜4ヶ月
今から受け入れ準備を始めると
最短 2026年11月2027年1月
就労開始見込み
📋 採用ステップ
1
特定技能1号での就労実績
2〜3年の実績
2
技能レベル3試験・日本語試験合格
個人差あり
3
在留資格変更申請
1〜2ヶ月
4
特定技能2号として継続就労
💡 なぜこの期間?

特定技能1号での就労実績と高度な技能試験(レベル3相当)の合格が前提。在留資格変更許可申請の標準処理期間は1〜2ヶ月(出入国在留管理庁の公表値)で、混雑期は2〜3ヶ月以上かかる場合もあります。加えて試験準備期間によって全体の期間は変動します。

⚠️ 注意点
  • 特定技能1号での就労実績が前提(新規採用には利用できない)
  • 対象分野が限られる(建設・造船・自動車整備・航空・宿泊・外食など)
  • 技能検定3級相当以上の合格が必要
  • 家族帯同が可能・在留期間の更新制限なし(1号との大きな違い)
🏢 こんな会社向け: 既存の特定技能1号人材を長期定着・キャリアアップさせたい会社
技術・人文知識・国際業務
大学卒業・専門職向けの就労ビザ
専門職・オフィス系★★ 手続き難易度

大学卒業・専門スキル保有者

目安期間
2〜4ヶ月
今から受け入れ準備を始めると
最短 2026年11月2027年1月
就労開始見込み
📋 採用ステップ
1
求人・選考・内定
2〜4週間
2
在留資格申請書類準備
2〜3週間
3
出入国在留管理庁審査
1〜3ヶ月
4
就労開始
💡 なぜこの期間?

「大学卒業」「専攻と業務の関連性」の審査が核心。書類の完成度で審査期間が変わります。不備があると追加書類請求で1〜2ヶ月延びます。

⚠️ 注意点
  • 業務内容と本人の学歴・専攻の整合性が厳しく審査される
  • 国内在住の場合は在留資格変更で短縮可能
  • 海外からの場合は在留資格認定証明書取得が必要
🏢 こんな会社向け: IT・事務・通訳・翻訳など専門職採用をしたい会社
技能実習・育成就労
2027年を境に技能実習 → 育成就労へ移行
現行制度(終了予定)★★★ 手続き難易度

技能実習(〜2027年3月)

目安期間
6〜9ヶ月
今から受け入れ準備を始めると
最短 2027年3月2027年6月
就労開始見込み
📋 採用ステップ
1
監理団体の選定・契約
1〜2ヶ月
2
送出機関経由での候補者選考
2〜3ヶ月
3
在留資格認定証明書申請
2〜3ヶ月
4
入国前講習(現地)
1〜2ヶ月
5
入国・入国後講習・就労開始
1ヶ月
💡 なぜこの期間?

申請前に監理団体・送出機関・OTITへの届出と認定が必要。プロセスが多段階なため期間が長くなります。

⚠️ 注意点
  • ⚠️ 新規の1号技能実習計画の認定申請は2027年3月末まで(在籍者は経過措置で継続。以降は育成就労へ移行)
  • 今から始めると育成就労制度の開始をまたぐ可能性あり
  • OTITへの実習計画認定が必須
🏢 こんな会社向け: 製造・建設・農業など現場系で長期育成を前提とする会社
後継新制度NEW 2027〜★★★ 手続き難易度

育成就労(2027年4月〜)

目安期間
6〜10ヶ月
今から受け入れ準備を始めると
最短 2027年4月2027年7月
就労開始見込み
📋 採用ステップ
1
監理支援機関の許可確認
(機関側の作業)
2
育成就労計画の認定申請
2〜3ヶ月
3
在留資格認定証明書申請
2〜3ヶ月
4
入国・就労開始
1〜2ヶ月
💡 なぜこの期間?

技能実習の問題点を改善した新制度。1〜3年の育成期間後、特定技能1号へのスムーズな移行を前提に設計されています。

⚠️ 注意点
  • 監理支援機関の新規許可申請は 2026年4月15日〜
  • 育成就労計画の認定申請は 2026年9月1日〜
  • 就労開始は 2027年4月以降
  • 制度開始直後は審査遅延のリスクあり
🏢 こんな会社向け: 2027年以降に外国人を長期育成したい会社・技能実習からの移行を検討中の会社
留学生
国内の大学・専門学校卒業後の就職ルート
国内在住☆☆ 手続き難易度

卒業後の在留資格変更

目安期間
1〜2ヶ月
今から受け入れ準備を始めると
最短 2026年10月2026年11月
就労開始見込み
📋 採用ステップ
1
就職活動・内定獲得
個人差あり
2
卒業・修了
(卒業タイミング次第)
3
在留資格変更申請(留学→就労)
1〜2ヶ月
4
就労開始
💡 なぜこの期間?

すでに日本に在住しているため、海外招聘と異なり渡航・認定証明書取得が不要。ただし在留資格変更許可申請の標準処理期間は1〜2ヶ月(出入国在留管理庁の公表値)で、混雑期は2〜3ヶ月以上かかる場合もあります。加えて卒業タイミング(3月・9月)との兼ね合いで入社時期が前後することがあります。

⚠️ 注意点
  • 就職先の業務内容が学歴・専攻と合致していることが審査の核心
  • 卒業前から内定・申請準備を進めておくのが理想
  • 日本語能力・コミュニケーションに長けた人材が多いのが特徴
  • 大学院卒・理工系は技術職として採用しやすい
🏢 こんな会社向け: 即戦力の日本語話者が欲しい・大学や専門学校と連携して採用したい会社

期間を左右する3大要因

🗾
国内採用 vs 海外招聘

国内にいる外国人(留学生・転職者など)を採用するだけで2〜4ヶ月短縮できます。急ぎの場合は国内在住者が第一選択肢です。

📄
書類の完成度

書類不備による追加請求は1件で1〜2ヶ月の遅延を招きます。行政書士・監理団体の活用が時間短縮の近道です。

📅
申請時期の集中回避

4月入社に向け12〜1月、10月前後は入管の審査が混み合います。余裕を持ったスケジュールが重要です。

スケジュールを一緒に逆算しませんか?

「いつまでに採用したい」から必要な手続きを逆算できます。